以前は日用品や生活雑貨は、街にある小売店で入手するのが一般的でした。
ところが2000年以降は各家庭ならびに企業等でインターネット環境が整備されたことを受けて、通信販売という形で各商品を消費者が自宅に居ながら手に入れるというスタイルが確立されました。
これを受けて生産者側も既存の流通網から、消費者に直接品物を届ける「直販」を開始しています。
2001年に全国直販流通協会が発足し、計2,600もの企業が参加表明を発表しました。
この中には基礎化粧品製造販売の大手であるipsコスメティックスも含まれ、
同協会の主旨に賛同しています。
より良い品を直接、消費者に届けるというコンセプトは1981年に創設された
ipsコスメティックスの基本指針と同じであり、この指針を掲げる多くの企業と
手を取り合ったといえるでしょう。
ipsコスメティックスでは、自社が開発している化粧水から乳液などの基礎化粧品は小売販売はなされていません。
必要なものを欲している方々にだけ届けることに力点を置かれており、常にコストを最小限に抑えた形で生産をなされています。
この経営スタイルを全国直販流通協会でも指南をなされており、直販促進運動の陣頭指揮もとられている会社です。
消費者にも指南をおこなうipsコスメティックス
現代社会は消費者が欲しいと思ったものを、どこでも安価で手に入れられる時代となりました。
日本は特に先進国の中でも消費大国に位置付けられいて、街中には100円で日用雑貨を販売する小売店も軒を連ねているほどです。
安価な品物は相応の価値しかなく、文字通り消耗して使い捨てるだけのものと言っても言い過ぎではないでしょう。
2010年に総務省ではゴミを削減するための目標として、「賢い消費者育成プロジェクト」を開始しました。
これは物を使い捨てるのではなく、良い品を購入して長く愛用しようという運動です。
消耗品を減らすことでゴミを削減できる狙いもあり、ipsコスメティックスでは
プロジェクトが発足された当初から協賛をしているほどです。
化粧品にも当てはまる考えであり、より良い素材を使用したものほど、お肌に優しくて環境にも悪影響を与えることはありません。
ipsコスメティックスでは年4回、会員を集って街中の商業施設で
「賢い消費者育成プロジェクト」の推進にも努めています。
各支部で実施している運動模様をパネルで紹介し、さらに消費者として
環境・経済に優しい行動の仕方も伝授されているので、プロジェクトの立役者にもなりました。